診療案内|和歌山県田辺市でお子様のかかりつけ医の小児科をお探しなら、ふくはらこどもクリニックにご相談ください。

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    〒646-0027 和歌山県田辺市朝日ヶ丘13-24

診療案内

小児科について

小児科専門医が、新生児~おおむね高校卒業までの小児の病気全般に対応します。急性疾患だけでなく、成長や発達についての相談、アレルギー疾患の治療や検査、予防接種なども行っています。

急性感染症の検査・治療

急な発熱や咳、鼻水、下痢、嘔吐などの感冒様症状、発疹、喉や耳の痛み、その他子どもの体調に異変が見られた場合には、まずは小児科を受診しましょう。当クリニックでは、なるべく不必要な薬は処方しないように気を付けています。熱があるから、鼻水が緑色だから抗生物質が必要という訳ではありません。病気の原因を正確に診断して、必要のある薬だけを処方させていただきます。

赤ちゃんや子どもの異変

赤ちゃんや小さなお子様は、自分でここが痛いとかどこの調子が悪いとかをうまく伝えることができません。泣き止まない、うでを動かさない、便秘、おしっこが赤い、などどんな些細なことでも気になる症状があればお気軽にクリニックを受診してください。

臍ヘルニアの圧迫療法

当クリニックでは、臍ヘルニア(でべそ)に対して早期から絆創膏圧迫固定を行っています。できるだけ早期(生後3か月以内)に圧迫を開始することをお勧めします。週1回テープの張替えの為に通院していただきます。ほとんどは1か月以内にテープを外しても臍が飛び出なくなるまでに治ります。

予防接種

小さな子どもは免疫が弱く、子どもがかかる感染症には重い病気が多くあります。ひとたび病気にかかると、最新の医学でも良い治療法はありません。最近は新しいワクチンが増え、予防できる病気が増えてきましたが、ヒブや肺炎球菌による細菌性髄膜炎や百日せきのように、0歳での発症を防がなければならない病気については、なるべく早い時期に的確な間隔で複数回接種しないと確実な免疫ができません。ワクチンの必要性と安全性を正しく理解していただけるように、丁寧な説明と同意のもとに予防接種をさせていただきます。

学校検尿の2次検診

幼稚園・保育園や学校検尿で異常を指摘された方は、当クリニックで検尿の再検査や必要に応じて血液検査などを行い、日常生活での注意点の説明や定期的な経過観察をさせていただきます。

夜尿症

5~6歳を過ぎてもおおむね週に2回以上の夜尿がみられる場合には治療をお勧めしています。夜尿日記や尿検査によって病型診断を行い、生活指導のみで改善しない場合には内服薬やアラーム療法による治療を行っています。アラーム療法に用いる夜尿センサーはレンタルさせていただきますので、費用の負担も少なくて済みます。

火傷・創傷の湿潤療法

けがや火傷をしたときにバイキンが入らないように消毒してガーゼで保護する、っていう昔ながらの治療法はかえってキズの治りを遅らせてしまうことが分かってきました。キズはできた瞬間から自分で治そうと働き、それで傷口がジクジクしてきますが、この黄色いシルみたいなものには、実はキズを治す成分がいっぱい含まれているのです。キズを消毒したり乾かしたりすると、キズを治そうとがんばっている細胞が死んでしまいます。だからキズを消毒したり、乾かしたりしては駄目ということです。クリニックでは、「キズは消毒しない、乾燥させない」を原則とした「なつい式湿潤療法®」を取り入れて、火傷や創傷の治療を行っています。重症例では、形成外科医のアドバイスも受けながら治療方針を立てています。

発育・発達相談

体重の増えが気になる、頭囲が大きいなどの発育の相談、首の座りが遅い、ハイハイしない、まだ歩かない、ことばが遅いなどの発達についてのお悩みはお気軽にクリニックでご相談ください。

循環器科について

先天性心疾患や不整脈の診断・治療に携わってきた経験を活かし、かかりつけ医として、当クリニックでは、心雑音、心電図異常の診断、起立性調節障害・一過性失神などの診断・治療を行っています。

心雑音

乳幼児健診や学校の内科健診、風邪で診察してもらった時などに医師から「心臓に雑音がありますね」といった指摘をされ、、、、、。聴診によって器質的心疾患が疑われる場合には、検査・診断を行い、必要があれば基幹病院へ紹介させていただきます。

不整脈

学校心臓検診や内科健診で心電図異常を指摘されることがあります。自覚症状のない場合がほとんどですが、時には急を要する疾患に気付かれることもあります。検査・診断を行い、学校生活や運動で注意する点がないかどうか判断します。

起立性調節障害・一過性失神

朝礼で長時間立っていて気を失ったり、急に立ち上がった時に目の前が真っ暗になって座り込んだり、朝なかなか起きられずに学校に行くことができなかったり。小学校高学年~中学生くらいの普段は元気な子どもにこのような症状がみられることがあります。第二次成長期の体の成長と自律神経系の発達のバランスがくずれて、循環器系の調節がうまくいかなくなるために起こる症状です。軽症であれば、日常生活の改善や失神回避への注意喚起などで改善しますが、内服薬の併用が必要な場合もあります。

アレルギー科について

当クリニックでは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症を中心にアレルギー疾患の診察、治療を行っています。情報が多様化し困っているご家族やお子様が多いことが大きな問題となっていますが、アレルギー診療で重要なことは診断に加えエビデンスに基づいた治療・生活指導を行うことが大切と考えています。

気管支喘息

喘息の治療は、発作時の咳や喘鳴を治療するだけではなく、その後再度発作を繰り返さないように予防を行っていくことが大切です。喘息発作の心配をせずに安心して日常生活を送れることを目標に治療を行っていきます。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の治療は、スキンケアが最も大切です。冊子などの資料を用い、スキンケアの具体的な説明を行います。乳幼児期には食物アレルギーを合併することもあり、食べ物を食べたときに明らかに皮膚炎が悪化する場合には食物除去療法を行います。しかし、漠然と食物除去を続けることなく、定期的に摂取を試みます。

食物アレルギー

最近食物アレルギーが増加していますが、検査が陽性でも実際には食べることができる場合があります。実際に食べて問題がなければ検査が陽性というだけでは食物除去は不要です。少しずつアレルギーの原因になる食物の制限を解除できるように、検査結果や年齢を考慮して実際の食品名と量を指示する方針です。

じんましん

赤く盛り上がったかゆい発疹で、時間ともに出たり消えたりするのがじんましんです。出ても数時間で消え、あまり気にならないこともありますが、時に数日・数か月続く場合があります。当クリニックでは、安全性の高いお子様に合う薬を使用して治療を行っていきます。

花粉症・アレルギー性鼻炎

花粉やハウスダストが鼻や目の粘膜に触れることによって刺激されて起こる鼻炎で、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状を起こします。毎年決まった時期に症状がみられる場合と、通年性に鼻炎症状が続く場合があります。

舌下免疫療法

舌下免疫は、アレルギー疾患の治療法の1つで、抗アレルギー薬を使って症状を緩和するだけの「対症療法」とは異なり、根本的な体質改善も期待できる治療法です。アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少量ずつ毎日舌の下に投与すると、身体の免疫システムが徐々にアレルゲンに反応しなくなり(鈍感になり)、アレルギー症状を治したり、長期間にわたって症状をおさえたりできる治療法です。当クリニックでは5歳以上の子どもに、スギ花粉症に対する「シダキュア」、ダニによるアレルギー性鼻炎に対する「ミティキュア」、「アシテア」による舌下免疫療法を行っています。

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